2011/04/05

フィジー研修2011春 第5日 ②

村に到着しました。
子どもたちの多くはまだ学校に行っています。

村の長老たちが迎えてくれました。
村の公民館のような場所に案内され、「カバの儀式」で
伝統的なおもてなしをうけます。













なにやら呪文のような、歌のようなものが響いています。
子どもたちの顔も神妙に、そして静粛に執り行われていきました。
ひとりずつに「カバ」のお椀が渡されます。

カバはカバという木の根を粉にし、水に溶かしたものです。
鎮静作用があるそうです。

実は先日の村のパーティーで、大人のスタッフはすでに体験済み。
男性スタッフは、なみなみとつがれたカバを2杯も飲み干す羽目に・・・。
おなかの調子は問題ないとのこと。

毒見済みとはいえ、子どもたちですから心配です。
「飲む真似でいいからね!」という言葉をかけました。
女の子たちはこわごわ受け取り、飲む真似をしました。
本来は飲む干すのが礼儀ですが、致し方ありません。

次は男の子。トップバッターはMくん。
「?!」なんと、一口しっかり飲んでる!!Mくん、男気みせた?!
「だいじょうぶ?」と声をかけたいところですが、
静粛な空気の中、こちらも固まってしまいました。
彼はつねに自分を見失わない子です。まわりに流されるタイプではありません。
ここは飲むべき!と判断したのでしょう。涙

次のR.Tくんにお椀が行く前に、「無理に飲まないでね」と
囁きました・・・が、彼も男です・・・もちろん飲みました。
その先のR.Oくん、Yくんも、言うまでもなく飲みました。
しかもわくどき感いっぱいで、自分の順番を待っていました。

カバの儀式が終わるころ、ホールの出口に、村の子どもたちが
入れ替わり立ち替わりのぞきにくるようになりました。
どうやら学校から帰ってきたようです。

村の子どもたちやお兄さんに、各自のステイ先に連れて行って
もらうことになりました。GSSの子どもたちが四方八方に
散って行きました。いよいよホームステイのはじまりです。














そのあとは、それぞれの家族や近所の人へのご挨拶まわり。













村に散らばったGSSの子どもたちがあちこちから合流し、
「どこ?どこ?」と聞き合っています。
そのまわりには、ぞろぞろとフィジーの子たちが集まってきます。
そして、互いのホームステイの確認作業がはじまりました。













大人数で村の中をまわりはじめました。
おもしろいのは、どこの家もドアが開いていて(ドアがない家もある)、
村の子どもたちが自分の家のように出入りすることです。
Yくんのうちは、子どもたちだけでなく、犬がトコトコ入ってきたと思ったら、
ニワトリが玄関から入ってきました。そして悠々と部屋を横切り、
窓から出て行きました。これでも一応、土足厳禁のお宅です・・・
あまり意味のない土足厳禁というべきでしょうか・・・

あとでわかることですが、村の子たちはなんでも平等に分け、
そして自分のものはお友達のものでもあるという感覚を持っています。
村の子たちはどこの家でもウェルカム。
飲み物や食べ物も、その家の子どもと同じようにもらったりします。

というわけで、日本の子たちももちろんウェルカム。
各家庭でというより、村全体で。
なぜなら、つねにホストファミリー先には、その家の子だけでなく、
近所の子たちがいつもまじっているので、だれがどこの子かわからないくらい。

おもちゃをおみやげに持って行ったところもあるのですが、
当然そのおもちゃも、次から次へ、人の手に渡っていきました。
みんなですべてをシェアするのがあたりまえなのです。

③へつづく

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