2011/07/27

「本物を見せる良さ」と「特別な仲間」

歌舞伎鑑賞の数日後、ある保護者の方が、
テレビや新聞など、歌舞伎に関するものが出るたびに、
「これって・・・」と会話がはじまるとおっしゃっていました。
それまでは歌舞伎なんて目にとまらなかったのに・・・と。

「たいくつだった!」「ねむくなった!」という感想を超える
インパクトが子どもたちの心に残るのだと思います。
そして、そこから期間限定でも興味がたかくなるのはよいことだと思います。

それが「本物を見せる良さ」なのかもしれません。

そして、特別な時間を一緒に体験した仲間とは、「特別な仲間」意識が生まれます。

「一緒にがんばろう!」という気持ちに近いかもしれませんが、
同じ頑張るでも、たとえば一緒に踏ん張る部活仲間とは違います。
たぶん、「一緒にステップアップしていこう!」という意識だと思います。

お互い尊敬しあったり、よきライバルになったり、良い刺激を与えあう仲間。
高学年になればなるほど、良さを感じます。

親にしかできない、子どもにしてやれること。があるように、
良い仲間同士にしか、できないこと。もあるのだと思います。

そこは、大人がはいれる空間でないかもしれません。
ですが、大人が与えてあげれる空間であるかもしれません。

この場で出会えた子どもたちの成長を
これからもみんなで見守っていけたらと思います!

日本文化体験プログラム「歌舞伎」 事後研修

今日は「歌舞伎」の事後研修でした。



参加者は7~12歳の子どもたち。
それぞれのレベルに合わせて、
チャレンジしてもらいました。






1.歌舞伎に関するクイズ

難易度が高いかな?と思いましたが、正解率もなかなかでした。


2.歌舞伎についてのスピーチ原稿作り

7歳の子は、とても素直な文章で、歌舞伎の感想を書いてくれました。
12歳の子は、歌舞伎が生まれた歴史にまで触れ、書いてくれました。


3.スピーチ原稿の英訳

英訳は、英語で原稿を書き上げた子をのぞき、先生2名で英訳しました。
スピーチを考え、簡単な英語で訳すべきか、原文を大事に訳すべきか、
子どもにあわせて対応しました。


4.スピーチの練習

英語をすらすら読める子、何が書いてあるかわからな~いという子、
それぞれですが、マンツーマンで練習しました。
発音指導を待っている間は自主練習。
壁に向かって一生懸命取り組む子もいました。


5.スピーチ発表

円になって、順に「英語でスピーチ」にチャレンジします。
トップは英語が得意なR.Oくん。
ネイティブ発音の彼の英語をみんなで聞きます。
スピーチが終わると、どんなことを話していたか、みんなで語り合います。
彼は「日本文化の歌舞伎を観るには、想像力も必要だった。」と
スピーチをまとめてくれましたが、聞いていたみんなも
聞き取った単語をもとに想像力をつかって、スピーチ内容をあてっこすることに・・・。

そんな調子で、ほかのみんなのスピーチも聞きました。

YくんとRちゃんは、英語が読むのが得意ではありません。
ですが、ヒヤリング力がすばらしく、英語の音とりに長けています。
なので、英語の発音がとてもよいのです。
しっかり練習していたので、とてもよかったです。

今日のメンバーは、Yくんだけでなく英語に興味のある子どもたちがほとんどです。
たとえ原稿の英文の上にカタカナをふっていても、発音はカタカナ英語になりません。
英語になじんでいるからだと思います。

KくんとR.Tくんは、英語をすらすらと読みます。
普段から英語を勉強しているので、日頃の学習の成果を感じたのではないでしょうか。
とても聞きやすくみんなが内容を理解した部分も多かったようです。

Kちゃんは、日本語でのもともとの文章力が高いので、英文も難易度があがりました。
それでも短時間で一生懸命練習し、スピーチしてくれました。
最初はとまどっていましたが、やりとげた感があったと思います。
いい笑顔でした!


 

スピーチを通して、みんなで歌舞伎の感想も言いあえて、とてもよかったです。
今回は、小学生に英語のスピーチとは難易度が高すぎることも承知の上で
チャレンジしてみましたが、予想以上に子どもたちの反応も良く、驚きました。

またいつか機会があれば、挑戦したいと思います。
今日はありがとうございました!

2011/07/22

日本文化体験プログラム「歌舞伎」

今日は、国立劇場での歌舞伎観賞会でした。
ボーイズチーム、ガールズチームに分かれて見ました。

上演前の子供向けレクチャーはとてもおもしろく、
伝統芸能としての歌舞伎を身近に感じるような内容で、
工夫を凝らしたレクチャーに、子どもたちも身を乗り出し、目を輝かせていました。

特に、歌舞伎は江戸時代に流行歌などを取り入れていたという紹介があり、
三味線と義太夫によるAKBの歌が流れたときには、びっくり!
「昔の人もこうして楽しんでいたんだね」と話していました。

今日の演目は「義経千本桜」。
幕が開き、、、子どもたちは一生懸命見入っていました。
ところが、銀平(平知盛)が出てくると、ながーいセリフが続くのです。
だんだん子どもたちの集中力が・・・周りの大人もうつらうつら・・・
ですが、そこへ鳴物がひびき、はっとする!の繰り返しでした 笑
結局、最後までしっかり観賞してくれました。

子どもたちの感想は、「おもしろかった!」「お笑いみたいなオチがあって、
楽しかった!」「テレビなら3分で終わりそうなのを30分で見た気がする」など、
まちまちでした。そして、子どもたちが一番感じたのは、
「伝統芸の深さ」ではないかなと思います。

さぁ、4日後には、英語研修があります。
今日のことを『英語でスピーチ!』にチャレンジします。
みなさん、宿題がんばってきてくださいね♪

参加された皆様、お疲れさまでした!


2011/07/05

今後の予定について

昨日、会員の皆様には、今後についてのアンケートをお願いしました。
会員の皆様、お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。

さて、今後については、たくさんの方々のご協力があってからこそ
実現可能なものばかりが、状況に合わせてひとつでも多く、
実施してまいりたいと思っています。

いま様々な方が、子どもたちのためにと動いてくださっています。
すべてを形にすることはできないかもしれませんし、
はじめてのものも多いので、理想通りとはいかないこともあるかと思います。

ですが、協力してくださる方々、保護者の皆様、子どもたち・・・
みんなの思いが集まれば、必ず素晴らしいものを生むに違いない!
と、これまでの経験上、そう確信しています。

今月末は、日本文化体験プログラムの第2弾・「歌舞伎」です。
どうぞよろしくお願いします!

人間力

先日、大学生たちとお会いする機会がありました。
新聞等で報告されているように、今年も就職難で苦労している大学生たち・・・
と思いきや、彼らは一流企業・数社からの内定をもらっていました。

話していて感じたのは、彼らの「人間力」です。

いろいろなことに興味があり、バイタリティーがある。
しかも机上の空論をかざすのではなく、ありのままに感じたことや
願っていることを表現し、真正面から向き合う強さを感じました。

そして何よりまぶしく見えたのは、彼らの「まっすぐさ」です。

私たち大人が忘れかけているもの・・・のような気がしました。
誰もがよいと思っていること、必要としていること、
そんなことでさえ、大人の事情?で遅々として事が運ばない、
心ひとつにやろうとすればできることを、さまざまな事情(言い訳)をつけ、
取りかかれない大人の社会。

来年、夢と希望を持って社会人としてスタートする彼らも、
大人の社会に飲み込まれていくのかもしれません。
ですが、いま持っている「まっすぐさ」を忘れず、
持ち前のバイタリティーで走ってほしいと思いました。

GSSの子どもたちもあと数年すれば、大学受験、就職活動を迎えます。
語学力や海外体験だけでなく、出会った大学生たちのような「人間力」も
身につけてほしいなー。

そんな話をしていたら、大学生たちも子どもたちのために
なにかやれることがあれば・・・と申し出てくれました。

ありがたいです!先輩との交流会もよいかもしれないですね。
海外の子どもたちとつなぐだけでなく、こうした出会いをつなぐことにも意義があるかも。
子どもたちのためにと動くことは、すべての人の未来につながるのだから。

先日は会員の保護者の方からも、こういう企画があるとよいな!と
貴重なご意見もいただきました。(  I 様>ありがとうございました!)

いろいろな国籍、世代、立場など関係なく、良いと思ったことを
みんなでできる場づくりにしていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします!