2011/05/23

日本文化体験プログラム「禅」

昨日、日本文化体験プログラム「禅」を行いました。
11名のこどもたち、保護者の皆様が参加くださいました。
またロシア出身のタマラさんも参加しました。

今回のメインは「座禅体験」です。
こどもたちはみんなやる気満々。
肩をたたかれることも覚悟の上!?

お世話になるのは「曹洞宗総本山総持寺」です。
東京ディズニーランドと同じ面積という広い敷地の中は、緑でいっぱいでした。




さわやかな風のふく広い境内、こどもたちははしゃぎ気味でしたが、
お寺の中に入り、修行僧の方々にお会いすると、
「背筋がぴんとする」と気持ちを切り替えていました。

修行僧の方が百間廊下、衆寮、佛殿と案内してくださいました。
このお寺では150名ほどの修行僧が日々研鑽されているそうです。
凛とした空気の中、お寺の歴史や修行僧の一日の過ごし方を教えていただきました。






いよいよ座禅です。
大人もこどもも緊張しています。
ひとつひとつの動作をご指導いただきながら、全員が壁に向かって座禅をはじめました。

緊張感いっぱいの中での座禅でしたが、時間的には15分弱。
気合十分のこどもたちにとっては、思ったより短く感じたようです。
「すっきりした!」「もうそろそろ限界だと思ってドキドキした!」など、
それぞれに小さな声で感想を言い合っていました。

その後、想像以上に豪華な精進料理をいただきました。
「食する」という行いについて、教えていただき、食べ方も教わりました。

今回はほんの入り口、新しい世界をちょっと体験させていただいたような内容でした。
「今度は泊まりに来れる?」「いやそれはどうかな?」「できるんじゃない?」と
こども同士で恐る恐る相談し合っていました。
これからさらなる体験を希望する子がでたり、「こころ」「生きかた」に向きあう
きっかけになってくれるとうれしいです。






さて次回(※事後研修:6月5日)は自分たちなりに感じたことをみんなで振り返り、
日本語&英語で伝えあいたいと思います。
米国出身のマイク先生に、自分たちが触れた「禅」の世界を伝えられるかな?
座禅体験のないマイク先生も楽しみにしてくださっています。
事後研修に参加するメンバーは、忘れないうちに感想をまとめておいてくださいね!

「禅」に参加してくれた皆さん、お疲れさま&ありがとうございました!

2011/05/10

日本を知ること ②

今月22日、GSS日本文化体験プログラム「禅」を行います。

海外でよく質問されることの多い日本文化のひとつが「KABUKI」、そして「ZEN」です。

海外の方が日本人である私たちに気を使って?歩み寄ろうと話しかけてくれ、
知っている日本文化や日本語を教えてくれるときに、
「歌舞伎は見たことがないし、座禅もやったことがないから、よくわからない。」
という日本人は結構多いと思います。

海外に出ると、アジア人である自分、日本人である自分を、意識する場面は増えます。
国なんて関係ないと友達を増やしていけることも素敵なことですが、
日本人として自分の文化を大事にしたいし、そして誇りをもっていたいと思います。

日本を知る=自分を知る

グローバル人材育成にはかかせない体験の一つだと思います。
これからさまざまな「日本」を体験し、自分のことばで自国文化を語り、
胸をはっていろいろな国の人と交流し、はばたいてほしいと願っています。

2011/05/07

Global Study Support について

前回、「グローバル教育」についての歴史や概念についてふれました。
ご紹介したような歴史のある「グローバル教育」は、
国によっては、開発教育に特化しています。

そのため、海外では「Global Education 」と聞くと、アフリカなどの発展途上国の
食糧問題や、教育問題などの世界規模の課題に向き合う教育というイメージを
もたれる人もいます。

将来子どもたちがそのような問題意識をもって、
社会に役立てるような人に育ってくれたらもちろん嬉しいですが、
GSSの「グローバル教育」はもっと幅広く、言うならばもっと基本的なものです。


GSSは、子どもたちには「世界中に友達をつくろう!」というメッセージを発信しながら、
海外研修を軸とした長期カリキュラムのもと、「真の国際人育成」をめざしています。

海外研修では、出発までに「大使館訪問」や「オンラインレッスン」などで、
しっかり学び、より意義あるものに、みんなでつくりあげます。
帰国後は、英語や自分磨きをがんばる!という意識を子どもたち自身が持ち、
ともに次に向けてすすもうというステップをGSSがサポートしています。

また語学学習だけでなく、日本文化体験や国際交流プログラムなどもご提供しています。
子どもたちには、将来につながることをどんどん体験してほしいと願っています。

というわけで、GSSでは、

グローバルな視点(Global)で長期的に見守る
・ 子どもたち自らが体験し学ぶこと(Study)をサポート(Support)する
日常的な学習(Study)につなぐサポート(Support)する

という姿勢を大事にしているので
「Global Education Support」ではなく「Global Study Support」としました。

今後ともGSSをよろしくお願いいたします!

2011/05/06

グローバル教育 について

最近よく「グローバル」という言葉を目にし、耳にします。
特に、ビジネス社会では、グローバル化に対応する国際人の育成 が
急務といわれています。

「グローバル教育サポート」は、昨年スタートしましたが、
その時はこれほど「グローバル化」が世間で大きく取り上げられるとは
思っていませんでした。

このような動きが教育界ではじまったのは、1970年代のこと。
1969年にアポロが月面着陸し、「地球は青い」ということばが世界中で報道され、
「地球は運命共同体である」というメッセージが伝わったのです。
それは、アメリカの社会科教育に大きな影響を与えることになります。

その新しい教育のながれは、
地球規模の課題を考える社会科教育=グローバル教育(Global Education)
となりました。

教育目的は、
1)人類の多様性と統一
2)国際的な人権尊重
3)全世界での相互依存見解
4)国際教育

ONE UNIT としての地球=グローバル社会 を意識した教育は、
UNESCO の国際教育(International Education)となって世界に広がっていきます。
教材には「新聞」がよいとされました。

そして、グローバル教育は、オーストラリアでの多文化教育や
南北問題や貧困問題に取り組む開発教育へとつながっていきます。
ちなみに、日本にはじめてグローバル教育が紹介されたのは1979年でした。


40年前にスタートし、30年前に日本に伝わったグローバル教育

いまはグローバル教育も多岐に広がっています。
そして日本社会の動きが今、大きくステップアップしようとしている気がします。

次回はグローバル教育サポートを なぜ「Global Education Support」 ではなく、
「Global Study Support 」と名付けたのかをお話したいと思います。



(余談:グローバル教育について学んだのは15年前の大学の授業・・・
「世界中に友達をつくろう!」とボランティアをはじめたのもその頃でした。
今日は久々にその頃の講義ノートを開き、ブログにその一部を紹介しました。^^)